2011年3月7日月曜日

ジャマワール







久しぶりに馴染みの業者さんに会った。カシミールから運ばれてきた完成したばかりのジャマワールショールを見せてもらった。彼らは保険をかけて飛行機で運んで来た。

去年の投稿でも少しだけ紹介したが、インドにはジャマワールというパシュミナショールがある。ジャマワールというのは生地全体に刺繍が施されたカシミールショールだ。カシミール特産の刺繍ショールには3種類あるが、ジャマワールはその中でも最上級のものである。元々、パシュミナのジャマワールはインドの王侯貴族への献上品としてのみ製作されていた。現在のカシミールにもジャマワール専門のジャマワール職人が存在するが、製作に数年の歳月を要するためになかなか現物を見ることはできない。職人の数もかなり減少したと言われる。

今回見たのは現在市場で見ることのできるジャマワールの中でも最高級品であった。 その基準は、
①パシュミナの生地のサイズと重さが標準であるか(ここで言うパシュミナというのは一般的に日本で見ることのできるモンゴル産の羊の毛で織られたパシュミナのことではなくて、パシュミナ種の山羊の毛から織られたものを指す。)
②刺繍のデザインと量
③刺繍の糸の質
であろう。

ちなみにジャマワールにも2種類あるが、ここで説明している刺繍ジャマワールはニードルジャマワールと呼ばれる。これ以外にも、絨毯に似た方法で作られるジャマワールもある。ニードルジャマワールの方が製作に時間がかかるが、価格的には後者のほうが高価だ。その理由は、技術的に作るのが難しいことによる。

もっと詳しく知りたい方はパシュミナ専門 印度丸 ジャマワール(総手刺繍ショール)をご覧になるといい。


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